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tarte&cafe いとお菓子の更新担当の中西です。
~“みんなのもの”~
ケーキが貴族の贅沢品から、庶民の日常へ入っていく転換点。それが産業革命です。大量生産・流通・冷蔵技術・製粉技術の進化がそろい、ケーキは“特別な人の特別な菓子”から、“誰もが味わえる幸せ”へ変わっていきました。🍰✨
スポンジケーキの膨らみや食感は、小麦粉の粒度やたんぱく質に大きく左右されます。製粉技術が進み、粉の品質が均一になると、ケーキは安定して作れるようになります。
「ふわふわの再現性」が高まることは、ケーキの普及に直結しました。家庭でも作れるようになり、菓子は専門職から家庭の台所へ入っていきます。🏠🍰
ベーキングパウダーなどの膨張剤は、ケーキの歴史を変えた発明です。卵の泡立てだけに頼らず、安定して膨らむ。これによって、初心者でもスポンジやマフィン、パウンドケーキを作りやすくなりました。
家庭で作れる=文化が広がる。
この一歩が、ケーキを「日常の幸せ」に変えていきました。😊🎂
砂糖の価格が下がり、さらにカカオ加工の技術が進むと、チョコレートケーキ🍫が登場し、ケーキのバリエーションは一気に増えます。
フルーツも流通が整い、ケーキは季節の果物を飾れるようになります🍓🍑
こうしてケーキは、味の幅だけでなく「見た目の楽しさ」でも大衆を魅了していきます。✨
誕生日にケーキを食べる文化は、ヨーロッパの祝い事文化を背景に発展し、やがて世界へ広がります。
ろうそく🕯️を立て、火を吹き消し、願い事をする。
この一連の儀式は、ケーキが単なる食べ物ではなく、「人生の節目を祝う象徴」であることを示しています。
なぜケーキが選ばれたのか?
それは、ケーキが“分け合える”から。家族や友人と切り分け、同じ瞬間を共有できる。ケーキはコミュニケーションの道具でもあるのです。🍰🤝
日本では明治以降、洋菓子文化が徐々に広がり、戦後の経済成長とともに定着していきます。
ショートケーキ🍓、モンブラン🌰、チョコレートケーキ🍫…
「洋菓子店で買うケーキ」が、祝い事や手土産の定番になっていく流れは、日本の生活史とも重なります。